開発者|内田武平(ウチダブヘイ)の思い
抗菌パッケージの開発
弊社では、パッケージを通じて合成保存料を減らせる抗菌パッケージの開発に力を注いできました。食品のパッケージを大きくすれば、「家」という器になるという発想で、住宅や施設の塗布に至りました。
10数年前、食品パッケージなどに使用する、合成保存料を使用しない天然成分での鮮度保持方法が可能な、「ワサビの香りのする抗菌フィルム」の開発をしておりました。
しかし、ワサビフィルムには香りの持続性と、フィルムに合う食品を限定(主に和食)してしまうという欠点がありました。
これらの要素に左右されないものは何か?そこで目をつけたのが光触媒でした。
その後、新たな抗菌フィルム開発のため、産業技術総合研究所(国内最大の公的研究機関)と共同で光触媒の研究・開発が始まりました。しかし、そこで大きな問題が立ちはだかります。
- 光がないと効果が出ない点
- 有機物に直接塗布できない点
- 塗布面に直接接触しなければならない点
問題となった光触媒の最大の欠点
光触媒を超えた環境触媒・アパテック®の完成
パッケージに応用するには解決すべき難題が多すぎました。しかし、試行錯誤につぐ試行錯誤の末ようやく完成したのが、光触媒を超えた環境触媒・アパテック®なのです。
「アパテック®」は世界で初めて“科学の技術で臭いを消すことができた”と言われています。外壁の汚れを分解して浮かせて雨で流し落とすセルフクリーニング効果はもちろん、不快な臭いや空気中の細菌やウイルスなど、様々な有害物質を吸着・分解でき、室内の環境改善にも効果を発揮できるようになりました。
「アパテック®」は空気をキレイにできます。免疫力が上がって自然治癒力が高まり、気が付かないうちに溜まっていたストレスが無くなり、争い事が無くなって、みんな仲良く幸せになれる技術です。
人工光合成の可能性
2000年から始めて20年以上の実績があります。これからの建築物は箱を造って売る時代からきれいな空気で安心と安全を提供していくことが重要になってきました。ストレスフリーをキーワードに時代を先取りし、室内空間を快適に病気になりにくい健康で明るい生活空間を提供していきたいと思っています。
近い将来、室内には「アパテック®」を施工するのが当たり前の時代が来るのを信じて邁進していきます。また、放射性物質を吸着できていますし、プロテクトできるようにもなってきています。二酸化炭素(Co2)を吸着して酸素を吐き出す、いわゆる人工光合成の可能性に向けても研究を続けています。
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